「マルチエフェクターのおすすめはなに?」という話は、ギターやベースでバンドマンと話していると良く出てきます。
どのマルチエフェクターを選べば良いかわからないときには、ぜひご参考ください。
マルチエフェクターは人気で評価の良いエフェクター製品を選びました。
種類が多いですがメーカーごとに特徴があるのでわかりやすくまとめています。
それではギターを弾く時に使う、マルチエフェクターのおすすめ商品をご紹介していきます。
もくじ
マルチエフェクターのおすすめ
ギターの音色を変えるときはマルチエフェクターがおすすめです。
マルチエフェクターはギターやベースなどの楽器からアンプなどの出力をする途中で音響の効果を与えるためのものです。
ペダルも一体になっているので持ち運びがしやすいのがマルチエフェクターのメリットです。
いつもギターを弾いて指の感覚を磨くのと同じように音の表現を追求していく面白さがあります。
ギターの音で曲の深さが変わるといっても過言ではないおすすめのマルチエフェクターをご紹介です。
マルチエフェクターの種類はBOSSやZOOM、LINE6、VOXなどプロも使用するエフェクターのメーカーは人気があります。
エレキギターでエフェクターは重要でロックやポップミュージックでは必ずといっていいほどギターでは使われています。マルチエフェクターで豊かなギターサウンドを表現できますよ!
マルチエフェクターの使い方
マルチエフェクターの使い方はギターとアンプの間に挟むだけで、基本的にはシンプルです。
エレキギターを弾いてシールドから入った音がエフェクターで加工されてアンプに出力されます。
アンプをなるべくクリーンなサウンドにしてから、あとはマルチエフェクターで音作りをすればOKです。
注意点としてはコンパクト・エフェクターとマルチエフェクターを組み合わせる場合です。
マルチエフェクターのみなら問題ないですが、コンパクトエフェクターで歪ませる場合にはマルチエフェクターでは順番的にコーラスなどは使えなくなります。
オーバードライブのように歪んで音質を変えたりイコライザーのように音色(トーン)を調整するものが基本的な使い方です。
だけど、一個づつ選ぶのって複数買うと価格が高いんですよね。
ボスだと1つで5000円から1万円ぐらいしますから、マルチエフェクターの方がトータルの費用としては安くなります。
お金がたくさんあるひとはエフェクターによってメーカーを変えるというメリットはありますね。
ただし、コンパクトエフェクターを多くつなげると音質が下がるというデメリットがあります。
という音のことを色々考えるとマルチエフェクターがおすすめということになります。
マルチエフェクターの選び方
マルチエフェクターは機能が多く操作は足で踏んで変えるので使いやすそうなものを選びましょう。
演奏する場所によっても必要なエフェクターは変わります。
ギターを演奏する場所がスタジオなのか、ライブなのか自宅で練習するためなのかという目的によって選び方を変えると良いです。
エフェクターのペダルが多いようなものは曲を弾くのに集中できないということもあります。
5つ6つと多いペダルのエフェクターよりも3つぐらいのペダルが良いでしょう。
スイッチペダル周辺がライトが付くのもあるので暗いライブでは便利です。
初心者でエフェクターをまずは使ってみたい
初心者がエフェクターってどんなものか知りたいというときは5000~6000円ぐらいのものでも十分です。
マルチエフェクターはリズムマシーンなども付いており50種類以上のエフェクトがかかるのがほとんどです。
スタジオ練習用として持ち運びも大事
ギターと一緒にマルチエフェクターを持ち歩く時には軽いものがおすすめです。
ギターもけっこう重いので軽量設計されているものが持ち運びが楽です。
スタジオでマルチエフェクターを本格的につかうなら
10万円を超えて10個以上のペダルがあるものも存在します。
バンドマンはあまり使わないですが作曲するような仕事では良いですね。
まずは小さなものでエフェクトの使いわけから覚えるのがおすすめです。
マルチエフェクターでおすすめの人気ランキング
ギターでおすすめのマルチエフェクターです。マルチなので色々な音響効果のエフェクターが入っています。
最近の動向としてはギターはエフェクターでつなげるだけでなくパソコンと接続できるものもあります。
BOSSはプロも使うだけあって、音のかかり具合が良いのでやっぱり人気がありますね。
音の作り込みができるものはギター・プロセッサーとも呼ばれています。
BOSS GT-1 マルチエフェクター
BOSS GT-1は音作りも楽しいマルチエフェクターです。
ラインナップのなかでも音作りの基本機能を網羅しています。
BOSSはエフェクターの老舗ですね。中でも人気なのがBOSS GT-1です。
音質とコストバランスが良いのがレビューが高く支持されている要因でしょう。
BOSS GT-1のおすすめポイントは、なんとエフェクトが108種類。
しかも音源パッチを無料でダウンロードしてプロセッサーとしてつかえます。
アーティストが音を作っていて好きな音を使えるっているのはすごいですね。
Marty Friedmanも参加しています。
専用ソフトウェアBOSS TONE STUDIOを使ってパソコンと接続をして音色を調整することができます。
ギターを自宅で練習をするときも本番のライブでも活躍する1台です。
重さは1.3kgです。軽くてコンパクトなのでKC エフェクターケースに入れてギターと一緒に持ち運べます。
BOSS GT-1 Guitar Effects Processor マルチエフェクター ボス

ZOOM ズーム マルチエフェクターG1X FOUR
ZOOM(ズーム)のマルチエフェクターでG1X FOURです。
エクスプレッションペダルを搭載しているのが特徴で、ワウやピッチなどのエフフェクトを操作することができます。
アンプモデルは13種類あり、Fender、Marshall、Orangeなどを内蔵しています。
ディレイなどの空間系もあるので、ワウペダルのような演奏以外でも機能性が高いエフェクターですね。
ルーパーやリズムマシン機能も搭載しています。
ZOOM G3 Version 2.0 【人気】エフェクト・アンプシミュレーター
ZOOM G3のマルチエフェクターはVersion 2.0が人気があります。
(ちなみに、2020年のZOOM マルチエフェクターをまとめた記事はこちらです。)
ギターアンプ用のエフェクターでギターアンプのモデリングはリアルに再現されており13種類あります。
ギターを弾いて足元で表現ができるのがワウ・ペダル。
外付けのFP02を付けることができます。※別売り
一度使うと病みつきになる楽しさがあります。ジミヘンでも有名なワウですね。
ドライブ系のエフェクターやディレイ・リバーブなどもギターを弾きながら、その場で音を調整できます。
ギグバッグに入れてスタジオに持っていけるので簡易的なエフェクターとして便利。
ディスプレイの表示がわかりやすいですね。
レビューも「文句なし」の声もあり評価の高いマルチエフェクターです。
ZOOM G3 Version 2.0

ZOOM G1on:コストパフォーマンスが高い
ZOOM G1onは、コストパフォーマンスが高いです。
小さいながらも100種類以上のコンパクトなマルチエフェクターなので遊びで使うには楽しいですね。
ディストーション、ディレイ、トレモロなど基本的な機能はそろっています。
チューニング機能も付いているのでこれ一台でかなり使えます。
弾かない時にはノイズを抑えるノイズリダクションも付いているんですよね。
重さは380gなのでめちゃくちゃ軽いです。
ZOOM ギター マルチエフェクター G1on

MOOER GE200
見た目もオシャレでアンプモデリングの機能に優れたMOOER GE200です。
このマルチエフェクターは真空管アンプの音を再現するというこだわり。
もちろん主要なエフェクター群も搭載しています。
55種類もの豊富なアンプシミュレーターが特徴的です。チューニング機能もあります。
液晶画面が見やすくエフェクターの操作もしやすい。
フットスイッチは周りにライトが点灯するのでライブが多いギタリストにおすすめのマルチエフェクターです。
MOOER / GE200 マルチエフェクター

ペダルがついてコンパクトなVOX SL2G
VOXのエフェクターはジミ・ヘンドリクスを思い出すのは私だけでしょうか。
いつみても渋くてカッコいいロゴマークだな。
バンドマンやプロユースでマニアックなファンが多いVOXです。
イギリス発祥のVOXは多くのアーティストに人気があり音が良いです。
VOXアンプのおすすめでは真空管アンプを再現するものやエフェクト機能が付いているものもあります。
ギタリストのことをわかっている感じの操作性とコンパクト性です。
重さは1.1kgで運びやすく歪みのロックからブルースやメタルなど対応できます。
VOXといえばワウのエフェクターが有名ですが、ワウをペダルで使えるマルチエフェクター。
人気が出てきて少しづつ値上がりしているエフェクターなので、目を付けている方はお早めにどうぞ。
VOX ヴォックスギター用 コンパクト・マルチエフェクター エクスプレッション・ペダル搭載 StompLab SL2G

BOSS GT-1000 最先端テクノロジーの最高峰
BOSS GT-1000 Guitar Effects Processorは持ち歩けるマルチエフェクターの最高峰といっても過言ではないでしょう。
BOSS TONE CENTRALが無料で使えるます。GT-1と同じですね。
MIDI機器で接続可能。どこまで音質と音作りにこだわるのでしょうか・・・。
高機能過ぎてペダルを踏むのも恐れ入りそうです。
ギターの表現力を最先端の技術で出力できるのがBOSS GT-1000です。
長年エフェクターで培ったBOSSの最高の技術がつまっています。
フットスイッチは10個ありコントロールも簡単です。プロユースのマルチエフェクターならGT-1000です。
BOSS/GT-1000 Guitar Effects Processor マルチエフェクター

Donner Alpha Cruncher ギター用マルチエフェクター【初心者用】
Donnerの初心者におすすめのマルチエフェクターです。
基本的な機能がそろっており、操作も簡単。
Donner Alpha Cruncherは音作りの基本となる3つのエフェクトが付いています。
ディレイ、コーラス、ディストーションの基本的な音響が付いているマルチエフェクターですね。
中でもディストーションはレビューでも使い勝手が良いという声が多いですね。
6000円以下で買える手軽なエフェクターなので初心者用でおすすめです。
重さは350g!軽いのでスタジオに持っていく時に軽くて便利。
サイズは幅が196mm×64mm×45mm(高さ)です。マルチエフェクターはカバンに入るサイズです。
音のゆらぎのマークとエフェクトの図が一致しているのでわかりやすいですね。
フットスイッチを踏むとエフェクターの部分が光ります。
電源は、DC 9V アダプターが付いています。
電池式ではないので、電池が切れて突然、音が出なくなるというトラブルもなく安心ですね。
Donnerは、コンパクトなエフェクターを作ることで評価が高いメーカーです。
特に有名なのはDonnerのNoise Killerというノイズゲートですね。
楽天と比べると、Donner Alpha CruncherはAmazonが安いです。
Donner Alpha Cruncher ギター用マルチエフェクター「ディレイ、コーラス、ディストーション」

小さいマルチエフェクター Line 6 HX Stomp
Line 6 HX Stompは小さなマルチエフェクターです。
サイズは64(H)×122(D)×170(W) mmなので、コンパクト・エフェクターが3つ分ぐらいのサイズ感です。小さいのでエフェクターボードにも入りますね。
HX Stompは小さくても使いづらさはないとレビューで評判です。
機能的には300種類以上のエフェクターとアンプ・モデルが使えて宅録などの音作りに活躍します。
ライブやスタジオで使うと機材が軽くなりますね。
tc electronic PLETHORAX5 マルチエフェクター【2020年最新】
tc electronicのエフェクターといえばプロも愛用するぐらい名機が多いので有名です。
PLETHORAX5はtc electronicの2020年4月に発売されたばかりの新しいマルチエフェクターです。
何が新しいかというとToneprintというシステムで無料で設定をダウンロードをして読み込み可能なエフェクターです。
マルチエフェクターに記憶できるのは最大127 個メモリー。
Hall Of Fame 2 、Flashback 2 、Sub n Up、Brainwaves、Corona Chorus、Hypergravity、Mimiq 、Vortex、Pipeline 、Quintessence 、Sentry 、Shakerを呼び出すことができます。入出力端子が多いので曲作りをするアーティストにも良いですね。
マルチエフェクターの基礎知識
マルチエフェクターの基礎知識としてさまざまな効果でエフェクトできます。
どのような機能を使えば思い通りの表現か把握しておくことが大事です。
使いたい音響効果を変える必要なエフェクターがマルチエフェクターの中に入っているかを確認しましょう。
オーバードライブ
オーバードライブはマイルドに歪ませるロックンロールやポップなロックにはよく使われます。エレキギターを演奏するなら一度は通るエフェクターです。
バンドマンならお気に入りの一つはもっているエフェクターですね。
ディストーション
ディストーションはオーバードライブに比べると高音域まで歪みます。ドンシャリ感を出すらならディストーションのエフェクターです。ハードコア・パンク・メタルのような音が出せます。
コーラス
コーラスはギターを弾いた時に音がどれくらいの深さで響いてどの程度のタイミングで揺れるのかということで音が変わります。繊細な調整が必要な色々なジャンルで使われるエフェクターです。
フランジャー
コーラスとよく似ています。音が遅れている響くのですがどれぐらい遅れるかどれぐらいのスピードで遅れるのか効果を変えるエフェクターです。
トレモロ
細かく音が刻まれて出力されます。通常はあまり使わないエフェクターですがフュージョン系のサウンドで使われます。
ディレイ
音がこだまするように繰り返し跳ね返ってきます。音に臨場感が生まれるのでミュージシャンにはよく使われます。
リバーブ
リバーブは柔らかく音がこもるようなエフェクトです。お風呂やトンネルの中で音が響いているような音色になります。
ワウ
ギタリストで知らないひとはいないというぐらい有名なのがワウです。ペダルを踏むとワウワウと音が鳴ります。音が出ている入り口をオケの中で開い閉じたりしているような効果があります。
エフェクターって必要なの?
エフェクターはなくてもギターは弾けます。
しかし、エフェクターがなければエレキギターの音作りの醍醐味がありません。
アンプで音色を変えるには限界があります。
音質を細やかに変えて思い通りの音色を出すためにエフェクターを使うことがおすすめです。
もし、ギターアンプでエフェクター代わりに使うなら、ちょっと高いですがモデリングアンプを使うという方法もあります。
>>ミニギターアンプのおすすめランキング
エフェクターは音作りも、ギタリストとして重要な表現活動の一部です。
初心者の時からこんな音が出るのか!と遊びながら使うと良いですよ。
まとめ
マルチエフェクターは「表現したい効果」「使いやすさ」「運びやすさ」が選ぶポイントです。
エフェクターはプロから初心者まで使うものまで種類も多いので、初心者の方には選ぶのが難しいものですよね。
マルチエフェクターには色々な種類があり、価格と機能はメーカーやモデルごとに大幅に異なります。
どれぐらいの予算にするか決めておくと絞り込みやすくなります。
ご紹介した5点はどれも条件をみたしていますが、まずは使いはじめてエフェクト効果を自分のものにすることをおすすめします。
そしてエフェクターの順番や組み合わせなどをマルチエフェクターに登録しましょう。
曲によってプリセットを使い分けられるようになればギタリストとしての大きな武器になります。