ギターを始める!おすすめギターと選び方を徹底解説

ギターをはじめる。おすすめギターと選び方

ギターを始めたい時にはいろんな疑問があるものです。
お悩みをサクッと解決して、おすすめギターと選び方を解説しています。

「ギターを始めるための知識がほしい。」
「どのギターを選べば良いかわからない。」

最初は、「今から始めるのは遅くないかな?」って不安なものですよね。
でも大丈夫です。
ギターの場合は管楽器などと違って、初心者でも音が必ず出る楽器なので、中学生からでも20歳でも40歳でも始められます。
なので年齢がいくつでも始められます。

何歳になってもギターを始められる

そんなわけで、ギターを始めるときのお悩みや基礎知識をまとめました。

私もギターを弾き始めて20年以上、バンドを組んでライブしていたりしていました。
初心者の方にお役に立てるかなということで、なるべく解りやすくまとめました。

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まずはギターを始めるときのお悩み解決

ギターを始めるときの悩みを解決
まずは、ギターを始めるときに良くあるお悩みを解決していきましょう。

ギターを始めたい理由

ギターを始めたい理由はさまざまですが、結構大事です。
理由が明確だと、ギターの種類を選ぶ時に役立ちます。

「大好きなバンドがあって同じように弾いてみたい。」
好きな音楽を弾けるようになりたいという場合はギターを選ぶのも簡単です。
同じタイプのギターを選べば良いからです。

「1人で何かに熱中したくてギターを弾きたい。」
っていうかたは、エレキギターかアコギ(アコースティック・ギター)のどちらかを選びましょう。

エレキギターを選ぶメリット

エレキギターを選ぶメリット
エレキの場合は音色を変えられるというメリットがあります。
「ギュイーン」みたいな音はエフェクターと呼ばれる小さな装置で音色を変えます。
デメリットは電気が必要ということぐらいです。

もし、深夜の練習で大きな音を出したくないという心配があるとすれば、音量は大丈夫です。
ギターでご近所さんに迷惑がかかることもありません。
その理由は、ヘッドフォンが使えるからです。

エレキギターを選んでも周りに迷惑をかけずに楽しめます
ギターのアンプ(スピーカー)にはヘッドフォンを差すところがあるので、シールド(ギターのコード)をアンプに差せばとなりの部屋で誰かが寝ていても解らないぐらいです。
ヘッドフォンをしておけばアパートでも大丈夫。

アコースティック・ギターを選ぶメリット

アコースティック・ギターを選ぶメリット
アコースティック・ギターを選ぶメリットは弾き語りのように歌声とギターの相性が良いというところです。
デメリットは弦の高さが高いのでエレキギターに比べると弦を押さえるのに慣れるのに時間がかかります。

エレキとアコギで迷ったら、初心者の方にはエレキをおすすめします。
理由はエレキの方が弾きやすいのと、片手は2本指(パワーコード)でも弾けるからです。早いひとなら2週間もあればパワーコードで一曲まるまる弾けるようになります。

手が小さくてもギターは弾ける?

手が小さくてもギターは弾ける
「手が小さくてもギターは弾ける?」
というかたもいるかもしれません。
ロックやヘビメタの速弾きみたいなのでなければ大丈夫です。
でも、子供とかホントに手の小さい女性の方はネックがやや短めのミディアムスケールのムスタングを使うのもおすすめ。
趣味で楽しむためならミニギターやトラベルギターも小さいので弾きやすいです。

でも、基本的にはギターを弾くのに慣れてくると指が広がっていきます
それとギターの場合は一本下の弦を弾いたり開放させたり指がとどかない時の裏技もあったりします。

指が届かなくてコードのうち1音飛ばして弾いたりするギタリストもいるので、ルート音を外さなければ手がちいさくても問題ありません。
布袋寅泰さんは6弦を親指で引っ掛けて握るようにFのコードの弾いたりしていますね。
この運指の工夫がギタリストによって違うのでおもしろいところです。

ギターを初めて買うとき

ギターを初めて買うとき
「お店とネットならお店でギターを買った方がいいの?」
という疑問があると思います。
ギターを初めて買うときには楽器屋さんに行くと店員さんがわからない事を教えてくれます。

楽器屋さんでよくあるパターンとしては「ちょっと弾いてみますか?」という店員さんのお声がけ。
でも初心者の時には弾けないんですよね。
そもそも比べる感覚もまだ無いのでわからないものです。
ですから、私としてはネットでギターを買うのもぜんぜんアリだと思います。

ギターの陳列はスペースがいるので、店舗ではなかなか好みのギターが見つからなくて御茶ノ水を歩き回ったりすることもあります。ネットならギターを一覧で見られるのが便利ですね。

初めてのギターの選び方

初めてのギターの選び方
何を買えば良いかよく解らないという方もいると思います。
ギターの選び方をご説明します。

一つの選び方としては、好きなアーティストが使っているメーカーから選ぶのも一つの方法です。
見た目が気に入っていれば、ギターを手にする回数も増えるので挫折するということも少ないですね。

ギターのブランドごとに得意なジャンルがあります。

メーカーごとのギターの特徴

どこのメーカーのギターを買えばいいかわからない。
というように、メーカーでギターを選びたい時にご参考ください。

エレキギターのメーカー別の特徴です。

FERNANDES
フェルナンデス
国内のギターメーカーです。80年代以降の日本のロックシーンでは定番のメーカーですね。
布袋寅泰さんや10-FEETが使っています。XのHIDEモデルは流行りました。
BACCHUS
バッカス
日本のブランドでコスパが良く、安いギターも多い。
音の品質も良いのでプロがサブギターとして使ったりしています。
Fender
フェンダー
Fenderは海外の世界的にも定番のメーカーです。買いやすいシリーズとしてはSquier(スクワイア)ブランドがあります。フェンダーといえば、ストラトやテレキャスターが有名ですね。ロックもパンクもいけます。
Ibanez
アイバニーズ
ハードロックのイメージが強いですが、技術力の高いメーカーです。効果音をつけるためのエフェクターも有名です。
Gibson
ギブソン
ギブソンといえばレスポールです。初心者向けの直系のブランドとしてエピフォンがあります。ロック、ブルースなどですね。ガンズのスラッシュとかB’zの松本さんが有名ですね。
ESP 職人気質なイメージのブランド。スカ、メタルなどなんでもこいですね。アーティストはKEMURIやHAWAIIAN6が使っています。
YAMAHA
ヤマハ
ピアノは世界ナンバーワンのシェアを誇る楽器メーカーです。ギターはバランスが良く音の品質に優れているのがヤマハです。アンプも作っていますね。

ちなみに、アコギの場合は初心者のかたならMartinまたはヤマハにしておけば間違いないですね。
アコギはこだわると30万円以上するので、最初は購入しやすい価格のヤマハがいいです。

それでは予算別に見てみましょう。

ギターの種類

ギターの種類
ギターの種類は形によって音が変わります。
基本的な種類の形があって、ギターのマイク(ピックアップ)やブリッジ(弦がかかっているところ)が変わってきます。

基本的なギターの種類

  • ストラトキャスター…定番のギター。ジャンル問わず使えます。
  • テレキャスター…中音から高音が聞きやすい。ロックやパンクなど。
  • レスポール…音がしっかりと太く、ギターそのものが重い。メロコアやハードロックなど。
  • ムスタング…やや短めのミディアムスケールで女性でも弾きやすいギター。グランジロックなど。
  • 変形ギター…フライングVなどハードロックやメタル系で使われます。

おそらく初めての時にはギター本体の形や種類による音への影響はよく解らないと思います。
これカッコいい!という見た目で選ぶのもありです。

ギター始める時のおすすめ8選

ギター始める時のおすすめ選定

ギターを始めるときにおすすめのギターをピックアップしました。

下でおすすめしているのは、すべてエレキギターです。
それぞれの特徴も記載しています。
迷ったら予算やギターのビジュアルで選びましょう。

初心者の方は5万円以内のギターがおすすめです。
1万円以下の激安ギターは音程が狂うことがあるのでおすすめしていません。

予算が3万円以内:Squier by Fende Bullet ストラトキャスター


Squier by Fende Bullet ストラトキャスター
アメリカのFenderはギターブランドで有名です。
その傘下にあるコスパが良いのがSquierブランドです。

価格は が3万円以内で買えます。

定番のストラトギターでアームが付きなので、上げ下げをすると「ギュイーン」と音程を変えられます。
ソロも弾きたいというロックやハードロックが好きな方にはおすすめです。

ストラトタイプはFenderが開発をしたスタンダードな形です。

●選ぶポイント

  • アームが使いたい
  • 弾きやすいギター
  • 中音から高音に優れている

(2020年6月11日の時点です。 )

予算が3万円以内:Squier by Fender テレキャスター Affinity Series


Squier by Fender エレキギター
Squier by Fenderのテレキャスタータイプのギターです。

テレキャスターはロックやパンク、スカなどで使われます。
指を軽くつけてミュートしたり鳴らしたりするのをカッティングといいますが、リズムよくカッティングするとかっこいいギターですね。

ギターの技術よりも曲を楽しんで弾きたいかたにおすすめです。

●選ぶポイント

  • 人気のテレキャス
  • 幅広いジャンルに対応
  • 弾く時にバランスが取りやすい

(2020年6月11日の時点です。 )

予算が7万円以内:Fender エレキギター ストラトキャスター


Fender エレキギター ストラトキャスター

本場のFender エレキギター ストラトキャスターです。
価格は変動するものの6万円~7万円ぐらいします。

本物志向な方にはおすすめです。
社会人の方で土日にゆったりギターを弾きたいという方には良いですね。

「サンバースト」というボディーの周りが濃い色をしています。ギター独特の焼けた風に見える塗装の方法。音には直接関係しないので、好みならサンバーストも良いですね。

右利きと左利きが選べます。
ちなみに上の写真は右利き用です。
右利きの場合には左手で弦を押さえて、右手でピッキング(弦を弾くこと)します。

●選ぶポイント

  • Fenderのエレキギター
  • アーム付き
  • 右利きと左利きが選べる

(2020年5月28日の時点です。 )

予算が2万円以内:Bacchus バッカス エレキギター


Bacchus バッカス エレキギター

Bacchus(バッカス)のエレキギターです。
バッカスのテレキャスターも人気があります。

日本ブランドでコスパの良いギターを作っています。
でも、もともとハンドメイドする会社なので技術力が高いです。
安いのは技術はそのままで海外生産しているからです。

コストパフォーマンスに優れたギターで学生さんにおすすめ
アンプやシールドなど色々買っても3万円以内でおさまりますね。

ムスタングタイプの形です。
グランジロックなど幅広いアーティストが使っているシェイプですね。
ムスタングは、ニルヴァーナのカート・コバーンや、Hyde(ラルク・アン・シェル)、あずにゃん(中野梓)/けいおんが使っています。

●選ぶポイント

  • コスパに優れている
  • ロックに最適なギター

(2020年5月6日の時点です。 )

予算が6万円以内のミニギター:フェルナンデス ZO3


ミニギター:フェルナンデス ZO3

フェルナンデスのミニギター、ZO3です。
横から見ると象さんに見えるということで少なくとも30年ぐらい前からあります。

ZO3ギターはアンプ内蔵型でアンプを買わなくてもギターに埋め込まれたスピーカーから音がなります。
手が小さいひとの練習用としておすすめです。

●選ぶポイント

  • アンプ内蔵型のミニギター
  • アーム付き

(2020年5月6日の時点です。 )

予算が5万円以内:Ibanez エレキギター RG421EX-BKF


Ibanez アイバニーズ エレキギター

Ibanez(アイバニーズ)のエレキギターです。
ハードロックとかメタルを弾くのに適しています。

1弦側のボディーが少しえぐれていて、速弾きがしやすいように高い音のフレットが押さえやすくなっています。
ちなみに、Ibanezで歪み系のエフェクターをそろえるならチューブスクリーマーがおすすめです。

速弾きやソロパートにも挑戦したい方におすすめです。

●選ぶポイント

  • ハードロックやメタル向け
  • 握りやすいネック

(2020年5月6日の時点です。 )

予算が6万円以内:Epiphone エレキギター Les Paul Standard PlusTop PRO HB


Epiphone エピフォン エレキギター Les Paul Standard PlusTop PRO HB
Epiphone(エピフォン)はギブソンの直系ブランドです。
ギブソン系列ならレスポールがおすすめです。

ロックやパンクでよく使われていますね。

ハムバッカーというピックアップ(弦の音を拾うところ)は太めの音になります。
ちょっと太めの音でギターを弾きたい方はレスポールがおすすめです。

●選ぶポイント

  • ロックに最適なサウンド
  • ちょっと太めのミドルの効いた音

(2020年5月6日の時点です。 )

予算が4万円以内:ヤマハ エレキギター PACIFICA


ヤマハ エレキギター PACIFICA
ヤマハのエレキギター PACIFICAです。

ストラトキャスタータイプのギターでシングルピックアップ2個とハムバッカー1個が搭載しています。音質が楽しめるギターですね。

評判が良く、軽くてコスパの良いギターです。

●選ぶポイント

  • コスパが良い
  • シングル・ハムを搭載
  • アーム付き

(2020年5月6日の時点です。 )

エレキギターを始めるときに必要な道具

エレキギターを始めるときに必要な道具

エレキギターを始めるときに最低限、必要な道具をピックアップしてみました。
できれば同時に買った方が良いですね。

  • ギター…エレキギター本体(50,000円ぐらい)
  • アンプ※これ大事です…音を出すスピーカー(7,000円ぐらい)
  • シールド…ギターとアンプをつなぐコード(1,000円ぐらい)
  • ピック…ギターを弾く爪(100円ぐらい)
  • チューナー…音程を合わせる機器(2,000円ぐらい)
ギター本体をあわせると6万円ぐらいになりますね。

↓こちらは、あると便利なもの。

  • ギタースタンド…ギターを立てておけます
  • エフェクター…音の効果を変えられます
  • ギタークロス…弾いたあとで拭く布(弦が長持ちします)
  • 教則本…タブ譜などは押さえるフレットの位置が書かれているので好きな曲が弾けます

エフェクターは、「ギュイーン」と音を歪ませるディストーションやオーバードライブなどがあります。また、コンパクト・エフェクターと1台でフルセットになっているマルチエフェクターもあります。エフェクターなどは、はじめは無くてもだいじょうぶです。

初心者におすすめのギターセット

ギターにアンプなどがセットになっている、エレキギターの入門セットもおすすめです。
一つづつそろえていく楽しみもありますが、最初にセットになっているものはそろえるよりも安いです。

Squier by Fender ギター入門セット


Squier by Fender ギター入門セット
Squier by Fenderのストラトキャスターのセットです。
イギリスのVOXアンプが付いているのがポイントです。
この「VOX PATHFINDER 10」というアンプにはオーバードライブスイッチが付いていて、エフェクターが無くてもギュイーンって音を歪ませられます。

KORGのギターチューナーやワインダーなど20点がセットになっています。
弦を張り替えるときにペグをクルクル回すのが面倒なので「ストリングワインダー」で弦を回します。
余った弦を切るニッパーまで付いていますね。
フルセットでめちゃくちゃおすすめです。


(2020年6月11日の時点です。 )

バッカス・エレキギター入門 レスポールタイプ


バッカス・エレキギター入門 レスポールタイプ

バッカスのレスポールタイプのギターセットです。
ヘッドフォンが付いているので夜練習するひとにおすすめです。

ARIAのAG-10 MkIIのアンプはオーバードライブスイッチが付いていますが、正直なところ音質は期待しない方が良いです。
バッカスは良いギターなので、ギターが上達したらアンプだけ買い直した方が良いですね。

YAMAHA PACIFICA012 初心者セット


YAMAHA PACIFICA012 初心者セット

ヤマハのストラトタイプの初心者向けのセットです。
アンプはYamaha GA15IIが付いています。知名度はないですが良いアンプですね。
オーバードライブスイッチを入れてGAIN(出力)を上げると結構歪みます。

エフェクターが無くてもハードロックなサウンドで弾きたい方におすすめです。

ギターの練習方法

ギターの練習方法
独学でギターが弾けるようになる練習方法です。
ギターの練習方法はズバリ簡単です。

とにかく繰り返しギターを弾くことが上達のコツ。
音階とかコードの勉強は最後で良いと思います。

とにかく、ギターを弾きまくります。
指が正確に動くようになったら、リズムを正確にとるとかチョーキングなどでビブラートを付けていくとか技術を上げていきます。

基本的なギターの練習方法

  1. タブ譜を見る
  2. 見なくても弾けるように手クセを付ける
  3. 慣れたら耳コピする

1~3の繰り返しです。
タブ譜は弦を押さえる位置が書かれているので、音符が読めなくてもギターが弾けてしまうものです。

ドレミファソラシドがわからなくても、まったく問題ありません。
ギタースコアのタブ譜を見ながら弦を押さえることで弾けるようになります。

まずは、下に紹介している教則本も良いですね。
一つのリフが弾けるようになると、指板の中での音階がなんとなくわかるようになります。

耳コピというのは、CDとかに音階が合うように弦を押さえていくことです。
つまり、どんな風に押さえたとしても最終的にCDの音階とアンプから出る音階が同じならOKなわけです。

タブ譜で一曲弾けるようになるとします。
同じジャンルの似たような曲で耳コピしてみてください。
結構、弾けるものです。リフのパターンはだいたい決まっているんですよね。

おすすめのギター教則本:DVD付き

DVD付きのエレキギターの教則本
おすすめのギター教則本です。

タブ譜の読み方も掲載されています。
ギターがまったく初めてでも弾けるようになりますね。

カッティングやパワーコードも解説されています。
パワーコードさえ覚えれば一曲通して弾くのが簡単になります。

アンプでの音の作り方もあるのでおすすめです。

まとめ

これからギターを始めたいという方に悩みどころなどをご説明しました。

良さそうなギターは見つかりましたか?

いろいろなギターの種類がありますが、自分が好きな音楽の雰囲気に合いそうだという感じで選べば良いと思います。
最後までお読みいただいてありがとうございます。

大好きな曲を弾けるようになったら楽しいですよ。
まずは、最初の一歩、やりはじめることが大事ですね。

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