KCエフェクターケースはバンドマンがエフェクターを持ち運びするのに使います。
キョーリツが作っているケースで、しっかりしていておすすめです。
「どのエフェクターケースを買えば良いかよくわからないんだけど?」
ってことありますよね。
とくに一番最初にエフェクターケースを選ぶ時にサイズ感が解らないものです。
まずは、いつも使うエフェクターの数はわかりますか?
ケース選びはエフェクターが入るサイズを選べばOKです。
不安があれば、一回り大きなサイズにしておきましょう。
好きな音楽性が変わったりすると、使うエフェクターの数が増える可能性もあります。
選びやすいようにサイズとレビューをまとめています。
ぜひ、ご参考ください。
もくじ
KC エフェクターケースとは?
キョーリツのケースはハード素材で頑丈。品質が良く多くのギタリストから人気があります。
エフェクターボードへの固定方法も記載しているので参考にしてみてください。
「KC エフェクターケース」は株式会社キョーリツコーポレーションが作っているのギターやベースのエフェクターを入れるためのケースです。1979年創業の日本のブランドで40年ぐらいの歴史があります。
現在はギターの輸入販売もしていますが、キョーリツの創業当初から楽器ケースを販売していたので楽器ケースの老舗ともいえます。
KC エフェクターケースをサイズから選ぶ方法
KC エフェクターケースをサイズから選ぶ方法です。
- ギターを弾く時に何個エフェクターを使っているか把握する
- スタジオやライブに何個エフェクターを持っていくか
この2つがエフェクターケースをサイズから選ぶポイントになります。
KC エフェクターケースのサイズ一覧としてまとめました。
サイズ選びをする時にご参考ください。
KC エフェクターケース EC-45 | 355 x 250mm |
---|---|
KC エフェクターケース EC-50 | 425 x 220mm |
KC エフェクターケース EC-60 | 495 x 250mm |
KC エフェクターケース EC-65 | 495 x 350mm |
KC エフェクターケース EC-80 | 685 x 295mm |
KC エフェクターケース EC-100D | 535 x 410mm |
KC エフェクターケース EC-115D | 690 x 420mm |
KCエフェクターケースの選び方
KCエフェクターケースの選び方です。
どのサイズを選べば良いかお悩みの方もいるかもしれません。
基本的には、スタジオやライブでどのエフェクターを使うか、使うエフェクターの数が入るケースを選べば良いですね。
ケースのおすすめ一覧にはいくつぐらい横に並ぶか記載しましたので参考にしてみてください。
たとえば、バスタオルをケースの内径サイズに折りたたんで、その上にエフェクターを並べてみると解りやすいですね。
エフェクターのケースの厚みで引っかかるということはほとんどないですが、念の為、エフェクターの高さを測りましょう。
例えばBOSSのオーバードライプOD-1Xの場合には73mm×129mmで、高さが59mmあります。
小さいサイズの「KC エフェクターケース EC-45」でも幅が75mm(55+20mm)の高さまで入ります。
KCエフェクターケースで運びやすいサイズを選ぶ
サイズ選びのもう一つの方法は、持ち運び可能なサイズにするということです。
KCエフェクターケースで運ぶことも考えてサイズを選んだ方が良いです。
ケースは大きくなればなるほど重くなるからです。逆に、鍵をかけて管理するのが目的なら大きくても大丈夫ですね。
ちなみに重さはコンパクトエフェクターが1つ0.45kgです。
ケースのサイズにもよりますが4~5個並ぶのでケースの重さプラス2~3kgになります。また、エフェクターの電源としてACアダプタを収納することもあると思います。
このように、エフェクターケースとコンパクトエフェクターを合計した重さも選ぶ基準にするのがおすすめです。電車で移動して運べるサイズか、車で移動するとかによっても選ぶケースは変わってきます。
手で持ち歩くのであれば小さい方が楽ですね。
エフェクターボードへ組み込むのもギタリストやベーシストの楽しみだったりします。
大き過ぎるのは運ぶのが大変ですが、少なくとも4つぐらい入る方が使っていて面白いですね。
おしゃれなエフェクターケースを選ぶ
KC エフェクターケースは色を選べるのも良いところです。
バンドマンらしいのはブラックのケースでペタペタステッカー貼ったりするのもカッコいいですよね。
最近ではシルバーのエフェクターケースを持っているギタリストもスタジオで見かけます。
バンドの雰囲気とエフェクターケースが合っているとおしゃれでいい感じです。
個人的には音楽の機材が入っている感があるブラックがおすすめです。
KC エフェクターケースのおすすめ8選
KC エフェクターケースのおすすめとそれぞれの製品レビューです。ハードケースなのでソフトケースに比べて頑丈ですね。
KC エフェクターケース EC-45
KC エフェクターケース EC-45は、エフェクターが横に3つ並ぶぐらいのサイズ。
とてもコンパクトなのでスタジオに持ち運ぶのにも最適です。
ギターを背負ってエフェクターケースも持つとなると、軽い方が移動時には楽ですね。
レビューで良い評価
- 留め具もしっかりしていてコスパが良い。
- エフェクターやシールドなどのケーブル類を入れるとピッタリなサイズ。
レビューで悪い評価
- フタが外れるので演奏する時にはそのまま使える。逆にいうと床に寝かせてからでないと開けられない。
KC エフェクターケース EC-50
KC エフェクターケース EC-50は、コンパクト・エフェクターが横に4つぐらい並びます。
例えば、オーバードライブ・チューブスクリーマー・コーラス・イコライザーをケースに入れるといった使い方です。
レビューで良い評価
- 歪みもほとんどなくフタもキレイに閉まります。
- ケースが頑丈で2年以上使っていますが問題なし。
レビューで悪い評価
- マジックテープ付きを選んだ場合にはちょっと弱いかも。
KC エフェクターケース EC-60
KC エフェクターケース EC-60は、4つぐらいのエフェクターが余裕をもってケースに入るサイズです。
ある程度、ケースの中にゆとりがあるのでエフェクターの並びを変えたりするのが多いかたはおすすめです。
ハード素材なので移動時などで衝撃に強く、収納したマルチエフェクターなどの機材を保護できます。
レビューで良い評価
- サイドハンドルも付いていて使いやすい。
- ブラックアルミは高級感がありかっこいい。
レビューで悪い評価
- ケース+マジックテープ付きを選ぶか、別途用意する必要があります。
KC エフェクターケース EC-65
KC エフェクターケース EC-65は、ワウペダルも入れて並べることができるケースです。
ロックなどではワウも入れることがあるので奥行きがあるケースはおすすめです。
横には4つ並べるサイズで、ちょっと長いエフェクターもケースに入ります。
Amazonでも人気のエフェクターケースのサイズです。
レビューで良い評価
- ある程度広さがあるのでエフェクターが収納できる。
- BOSSのマルチエフェクターも入るケースです。
レビューで悪い評価
- エフェクターを入れると5kg前後になるのでハンドキャリーが必要。
KC エフェクターケース EC-70
KC エフェクターケースでも
EC-70を超えると大きいサイズになってきます。
ペダルやシールドなど色々とケースに入る余裕があります。
レビューで良い評価
- しっかりした作りでコスパが良い。
- 角がスチールになっておりケースが守られている。
レビューで悪い評価
- フタを締める時には両方の金具に引っかかっているか確認してから締めたほうが良い。
KC エフェクターケース EC-80
KC エフェクターケース EC-80は、エフェクターが横に5つ並びます。
かなりケースは長くなりますが使うコンパクト・エフェクターの数が多いギタリストにはおすすめです。
レビューで良い評価
- ちょっと大きめのマルチエフェクターでも入ります。
- 耐久性がある良いエフェクターケース。
レビューで悪い評価
- もうちょっとケースに厚みがあった方が良い。
KC エフェクターケース EC-100D
KC エフェクターケース EC-100Dはかなり大きいサイズです。
エフェクターの置き場所としては手前のペダルと奥のペダルで使い分けできます。
MTRのような大きめの音響機材を入れるのに最適ですね。
レビューで良い評価
- 作りが良いエフェクターケースです。
- 大きいサイズのケースは少ないので良いです。
レビューで悪い評価
- 通常はケースに鍵が付属しています。たまたまかもしれませんが、付いていないという不具合あり。
KC エフェクターケース EC-115D
KC エフェクターケース EC-115Dは、横幅が70cmぐらいある大きいサイズ。
エフェクターを入れると10kg前後になるので運ぶ場合は車が安全ですね。
レビューで良い評価
- キョーリツのケースは大きくてもコスパ良し。
- スイッチャーを入れて使っています。収納力がある。
レビューで悪い評価
- 金具が少し傾いていた。
KC マジックテープで固定する
エフェクターケースにエフェクターを固定する方法として、一般的なのがマジックテープを使うことです。
マジックテープで固定することでケースを立てた時にエフェクター同士がぶつからないようにしないようにします。
大きいのエフェクターは重いのでマジックテープも大きめにした方が良いです。
もちろん、エフェクターにマジックテープを貼るとエフェクターに痕が残ります。
痕を残したくない場合にはエフェクターの間にタオルを詰めたりしてエフェクター同士がぶつからないようにする方が良いですね。
KC マジックテープ
KC マジックテープは、エフェクターにテープを付けてケースの中で固定するためにつかいます。
1mまたは25mから選べるのでエフェクターに合うサイズになるようにハサミで切って貼り付けます。
レビューで良い評価
- エフェクターは重いのでマジックテープは大きめにカットして貼付するのがおすすめ。
- マジックテープは強めなのが良い。
レビューで悪い評価
- 色も選べたほうが良い。
まとめ
KC エフェクターケースをご紹介してきました。
サイズによってそれほど大きく差はありません。
3000円~6000円ぐらいで買えます。
4000円ぐらいのものを2個買って、キャリーで運ぶとかもできるのでまずは小さめのものを用意するというのもありです。
エフェクターケース持ってスタジオに入るのってカッコいいものです。
持っていないギタリストは用意しておきましょう。
KC エフェクターケースの関連記事
エフェクターケースには主要なコンパクトエフェクターにZOOM マルチエフェクターのようなコンパクトなマルチエフェクターを組み合わせて、エフェクターボードを省スペース化するのもありですね。
その場合はどちらで歪ませるかが結構重要になると思います。