MOOER GE200はコストパフォーマンスに優れた高機能なエフェクターです。見た目がおしゃれでギターを弾きながら操作するのに見やすいディスプレイが特徴です。
GE200があれば、これ1つでアンプやエフェクターの音色を表現できるのでスタジオや練習の時に便利。
ペダルを踏んで音を変えながらギターを弾くのは楽しいものです。
ドラムパターンも40種類あるのでギターの練習をする時にもMOOER GE200はおすすめです。見た目がかっこいいからこのマルチエフェクターを買うギタリストも多いですね。
アンプモデリングは本物のようにリアルで、エフェクターやキャビネットなどが使えます。200まで設定できるプリセットも大きな魅力で切り替えもフットスイッチで行えます。
新しく出たGE300との違いやGE200の使い方なども合わせてご紹介していきます。
購入する時のご参考になれば幸いです。
もくじ
MOOER GE200のエフェクター
MOOER GE200は高機能なのに3万円ぐらいで買えます。
なぜ高機能なのに安いかというと中国製のメーカーだからです。
MOOERはグローバルに展開している企業で世界中のアーティストに利用されていますね。
エフェクターのマニュアルも英語・スペイン語・中国語と揃えており色々な国で使われているギターでおすすめのマルチエフェクターということがわかります。
デザインもかっこいいので評判が良いですね。
安っぽさは全くなくMOOER GE200とBOSS GT-1を比べるとGE200の方が高級感のあるデザインです。
最新の機能としてパソコンとマルチエフェクターをつなぐこともできます。
GE200ならCubaseのようなDAWソフトともUSBで接続をすれ音源として入力することも可能なので、ヘッドホンとかギターのシールドなどの全てがMOOER GE200に接続できるので音のベースになる機器になります。
MOOER GE200は操作感が良いのも特徴で、使いやすさが向上してるのがディスプレイです。
ディスプレイが見やすく、音作りが直感的に操作できます。
アンプモデリングで有名なアンプを再現
MOOER GE200の大きな魅力がMooer Micro Preampシリーズです。
アンプは55種類の人気がある機種を再現したアンプモデリングが入っているということですね。憧れのマーシャルで弾いてみたいという時はアンプモデリングで弾けてしまいます。
色々なアンプを自宅に置いておけないですがMOOER GE200なら音を再現が可能。ギターの練習をする時にアンプモデリングがあれば色々なアンプの音で演奏できます。暗い場所でもディスプレイが見やすいのでライブで演奏するときに使いやすいです。
例えば、MOOER GE200でマーシャルのアンプを再現したい場合、ベースになる音だけでも3種類あります。
- Marshall JCM800
- Marshall JCM900
- Marshall Plexi 100
Marshall JCM800だけでも20万円近い価格のアンプなので音にこだわるギタリストにとってはワクワクするのではないでしょうか?
音の設定は3.5インチの画面で選択や決定の操作ができます。
フルカラーのディスプレイなので見やすいですね。
AMPを選ぶ時にはアンプのモデル名をMOOER GE200の画面で選ぶだけです。
MODEL NAMEが、「65US DX」 を選べばFender 65 Deluxe reverbが使えるということです。
どんなアンプが使えるか下が一覧ですね。
MOOER GE200のアンプ一覧
MOOER GE200で再現できるアンプモデルの一覧です。
MarshallやFenderのアンプモデリングを使えるので音作りをしながらギターを弾くのが楽しいですね。
これはMOOER GE200のマニュアルとして一覧になっていてダウンロードもできます。
- Fender 65 Deluxe reverb
- Fender 65 Twin Reverb
- Fender 59 Bassman
- Fender Super Sonic
- Fender Blues Deluxe clean channel
- Fender Blues Deluxe
- Marshall JCM800
- Marshall JCM900
- Marshall Plexi 100
- Engl E650 Clean
- Engl E650 Distortion
- Engl E645 Clean
- Engl E645 Distortion
- Engl EN650 Blackmore Clean
- Engl EN650 Blackmore Distortion
- Mesa Boogie MARK III Clean
- Mesa Boogie MARK III Distortion
- Mesa Boogie MARK V Clean
- Mesa Boogie MARK V Distortion
- Mesa Boogie Triple Rectifier Clean
- Mesa Boogie Triple Rectifier Distortion
- Orange Rockerverb Clean
- Orange Rockerverb Distortion
- Orange AD 30
- Orange OR 50
- Soldano SLO-100 Crunch
- Soldano SLO-100 Distortion
- DR.Z Maz18 Jr
- DR.Z Z-Wreck
- Jet City JCA100H Clean
- Jet City JCA100H Distortion
- Roland JC-120
- Vox AC30 Clean
- Vox AC30 Overdriven
- Hiwatt DR-103
- Peavey 5150 Clean
- Peavey 5150 Distortion
- Tone King Falcon Rhythm
- Tone King Falcon Tweed
- Tone King Falcon Lead
- Two Rock Coral Clean
- Two Rock Coral Overdriven
- Two Rock Cardiff
- EVH 5150 Clean
- EVH 5150 Distortion
- Blackstar HT Stage 100 Clean
- Blackstar HT Stage 100 Distortion
- Diezel Hagen Clean
- Diezel Hagen Overdrive
- Diezel Hagen Distortion
- Koch Powertone Overdrive
- Koch Powertone Distortion
- Acoustic simulator 1
- Acoustic simulator 2
- Acoustic simulator 3
Jazz Chorusと呼ばれる名機のアンプのRoland JC-120も入っていますね。
このベースとなるアンプを選んでエフェクターをかけて音を出力するということになります。
さらに「GE200 Studio」をダウンロードしてパソコンとUSBで接続すれば、一覧以外の新しいアンプを追加することができます。
MOOER GE200はエフェクターも70種類以上
MOOER GE200はエフェクターも70種類以上あり豊富です。
ディスプレイでエフェクターのブロックを選択していく感じですね。
順番に音のセッティングをしていきます。
歪み系の種類も多いのでクランチギターの音作りなどもアンプのモデリングベースと組み合わせて、1つセッティングしておくと曲によっては便利ですね。
音を作ったプリセットは呼び出しも簡単でパラメータも微調整できます。
エクスプレッションペダル
エクスプレッションペダルにもパラメーターの割り当てが可能になっています。
単純にボリュームやワウを使うこともできます。
MOOER GE200にはペダルが付いており、ディレイなどをペダルでコントロールすることができます。
かかとで踏むと音のレベルは下がって、つま先で踏むとエフェクターのレベルが上がるという使い方ですね。
GE200にはリズムマシーンとしても40種類のドラムパターンが付いているので曲によってサウンドのパターンを選択できます。
10種類のメトロノームが付いておりテンポの練習にも最適。
チューナーも付いているので音程が調整できるのでギターを弾く前から使えます。
MOOER GE200のレビュー
MOOER GE200のレビュー
MOOER GE200は評価の高いマルチエフェクターです。
良いレビューとしては高級感がありコンパクトなので持ち運びに良いという声があります。
ヘッドホンを接続して夜にギターが練習できますね。
悪いレビューは、音が硬いという声もあります。
イコライザーの設定も関係するので好みの音に仕上げていきましょう。
電源アダプターが付属しています。すぐに使えるのが良いですね。
MOOER GE150やGE300と比較
MOOER GE200には新しく出たGE150やGE300が存在します。
フットペダルの数やエフェクターの数が異なってきます。
MOOER GE150 | MOOER GE200 | MOOER GE300 | |
サイズ | 230×155.99×32.8 mm | 297×145.5×45.5mm | 410×201×62mm |
重さ | 1kg | 1.4kg | 3.0kg |
プリセット | 200 | 200 | 256 |
エフェクト | 151 | 152 | 164 |
フットスイッチ | 2 | 3 | 10 |
MIDI | なし | なし | あり |
リズムマシン | あり | あり | なし |
価格 |
価格の比較はAmazonの記事作成の時点ですので変わる場合があります。
MOOER GE150と比較
MOOER GE150とMOOER GE200を比較すると違うのはフットスイッチの数と画面のサイズです。
GE150は操作をするディスプレイが一回り小さくフットスイッチも1つ少ないですね。
MOOER GE150の良い所はコンパクトで軽いということ。
比較をして気になるところは接続順が変更できないことですね。
エフェクターは同じスペックといっても良いでしょう。
MOOER GE200がコンパクトになったのがGE150と言った感じです。
AUX INでスマートフォンなどの外部での音の素材を接続することもできます。
GE150はMOOER STUDIOというものがあり、WindowsまたはMacのパソコンとUSBで接続してダイレクトレコーディングをすることが可能です。
この機能はMOOER GE200にもあります。
MOOER GE150とMOOER GE200を比較すると価格も安くペダルの数以外は機能も同じなのでお買い得に感じますね。
エフェクターの数はほぼ同じです。
ではなぜGE150にはネットでレビューが無いの?って思われるかもしれませんがGE150の方が後から発売されているのでGE200の方が発売期間が長いのでレビューが多いわけですね。
MOOER GE300と比較
MOOER GE300はハイスペックなマルチエフェクターです。
練習用というよりもスタジオでレコーディングするための機材といったほうが良いでしょう。
フットペダルは10個ありGE200と比較しても2倍の違いがあります。
アンプモデリングもGE200は55種類ですがGE300では108種類あります。
MIDIを音源として扱う時点で他の2種類とは異なる位置づけなのがわかります。
ですので、リズムマシンは付いていません。
MOOER GE300は、トーンキャプチャー機能で音の表現力は自由になりました。
中級以上のギタリストにおすすめのマルチエフェクターです。
まとめ
MOOER GE200のエフェクターのレビューを紹介するとともに、GE150・GE300との違いも記載しました。
MOOER GE200はフルカラーなので操作感がわかりやすいというのもメリットですね。
複数のディスプレイが良ければZOOMのマルチエフェクターを選ぶという方法もあります。
安く買うならGE150はおすすめです。2万円ぐらいで買えますので単品のエフェクターと比べるとかなりお得。
GE300はもはやプロレベルの仕様とよべるマルチエフェクターですね。
レビューの評価が高く実績が多い方が安心ということであればMOOER GE200がおすすめです。
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