テントの下に敷くグランドシートって使っていますか?
いわゆるフットプリントと呼ばれるものでテント泊であると快適です。
初めてのキャンプでも気持ちよく一晩過ごすにはグランドシートがかかせません。
なぜグランドシートが必要かという理由は、地面の温度や湿度をそのままテントの中に入れないためです。
もくじ
なぜテントにグランドシートが必要?
グランドシートがあるとテントの下からの熱を直接影響受けなくてすみます。
また、テントの底面を保護することができます。
夏の夜で、テントで寝る時に地面が冷たい時ってありますよね?
そんな時にはグランドシートを下に敷くことで層ができるので断熱効果があります。
テントの床が冷えるとなかなか眠れないものです。
寒くて子供が寝られなかったりすると困りますよね。
寝袋で寝ていても背中からジワジワ寒い時があるんですよね。キャンプできちんと睡眠をとるためにもグランドシートが必要です。
防水性がある
テントの下が湿っているときに濡れるのを防ぎます。
グランドシートには防水効果があるので敷いた方が寝た時に背中が濡れなくてすみますね。
夏の夜には朝方に地面が結露して湿っている時もあります。
ですので、グランドシートを選ぶ時には防水性があるものがおすすめです。
また、浸水を防ぎ、雨が降った時には流れ込んできてもテントの下が濡れないようにする効果があります。
石や硬い地面からテントを守る
キャンプでテントは大事です。
キャンプ場には自然の中なので、石ころが落ちていることもたくさんあります。
硬い地面や石などからテントの下に敷くことで保護することができます。
摩擦による傷を防いでテントの寿命を延ばして長く使っていくためにグランドシートを敷いた方が良いわけです。
石の上にテントを立ててテントの中を歩いたりするとテントが摩耗してくるというわけですね。
グランドシートのおすすめ
それでは人気のグランドシートのおすすめをご紹介していきます。
評価が良いものや売れ筋のものが上の方になっています。
シートのサイズによって価格は変わります。
コールマン(Coleman) シート マルチグランドシート 210W
コールマン(Coleman) のシートでマルチグランドシートです。
生地はそれほど厚みはなく、軽量で重量は約320g。サイズは約190×160cm です。材質は75Dポリエステルタフタで耐久性もありますね。耐水圧は約2,000mm。
横幅210cmのテントで使用できるようになっており、ツーリングドームのSTとLXに対応しています。長方形で6ヶ所で固定できるようになっているのが特徴です。
GEERTOP テントシート:軽量なグランドシート
GEERTOPのテントシートは軽量なグランドシートです。耐水圧が8000mm相当で防水性に優れ、コンパクトに収納できるのがポイントですね。
サイズもそろっており、Mサイズ~XXXLがあります。Mならソロキャンプで使えるサイズですね。
テントにピッタリしたサイズのグランドシートを選べるのでおすすめです。
グランシートのサイズと重さ
- Mediumサイズ 90×210 cm (重さ 160g)
- Largeサイズ 130×210 cm (重さ 190g)
- XLサイズ 145×210 cm (重さ 210g)
- XXLサイズ 180×210 cm (重さ 280g)
- XXXLサイズ 260×210 cm (重さ 390g)
防水機能もしっかりしており、20D(デニール)で両面シリコン処理されています。
GEERTOPはテントロープなども作っているメーカーでアウトドア技術に優れています。
GEERTOPグランドシートのレビュー
- シートの四隅がきちんと縫製されています。
- 薄いのがちょっと不安な感じですが軽くて収納するとコンパクトになります。ソロキャンプで使っています。
- 防水性が良く台風でもテントの床は大丈夫でした。
キャプテンスタッグ グランドシート: 収納バッグ付き
キャプテンスタッグのグランドシートは収納バッグ付きです。
収納できる袋があると持ち運びで便利です。
サイズも豊富に選べるのでテントよりもちょっと小さめがおすすめです。
キャプテンスタッグ グランドシート: 収納バッグ付きのレビュー
- しっかりしていて丈夫です。厚みがあるので使いやすい。
- 巻いて袋に入れるなら巻いて出荷してほしい。
- 大雨でも大丈夫。総合的にも優れたグランドシート。
ロゴス(LOGOS)ぴったりグランドシート
ロゴス(LOGOS)のグランドシートは紐が付いていて結ぶ方式です。
サイズは3種類から選べます。
- 192×192cm
- 262×262cm
- 292×292cm
ロゴス(LOGOS)ぴったりグランドシートのレビュー
- 2~3人用のテントにぴったり収まるサイズだった。
- 収納袋が付いていたほうが良かった。
- 安くても撥水性があります。
モンベル グランドシート:ステラリッジ1
モンベル グランドシートならステラリッジ1ですね。
70デニールのナイロンで生地がしっかりしています。
キャンピング用品といえばモンベルは日本のメーカーで歴史もあります。
Amazonや楽天ではあまりモンベルを売っていないので、モンベルの公式サイトから買うことができます。
サイズが92×192cmなのでテントに比率が合うかどうか確認が必要ですね。
モンベル グランドシート:ステラリッジ1 グラウンドシート
(価格はモンベルのECサイトで2020/4/9の値段を表示しており )
- 素材:70デニール
- サイズ:縦92×横192cm
- 材質:ナイロン タフタ
DOD(ディーオーディー) グランドシート
DOD(ディーオーディー) グランドシートは、耐水性に優れておりコストパフォーマンスが良いです。
4隅に紐が付いており地面にペグうちをすることができます。
素材は210Dで厚みのあるグランドシートです。
キャンプ地で地面がハードなサイトでも安心ですね。
DOD(ディーオーディー) グランドシートのレビュー
- ペグ打ち用のゴムが付いているのが便利。
- 袋がちょっと小さめです。
- 耐水性がよく汚れも落ちやすいです。
ogawa(オガワ) テント用 PVCマルチシート
ogawa(オガワ)のテント用 PVCマルチシートは防水性に優れておりおすすめです。
塩ビのグランドシートなので防水性は圧倒的です。
ogawa(オガワ) テント用 PVCマルチシートのレビュー
- テントの下に敷いておくと全く濡れません。
- 冷気も通さないので冬キャンプでも使えそう。
Oregonian Camper(オレゴニアンキャンパー) 防水グランドシート
Oregonian Camper(オレゴニアンキャンパー) といえばmade in USAです。
オシャレキャンパーがよく使っているブランドですね。
防水グランドシートですがアメリカ製らしいおしゃれな色で、レジャーシートとしても使えますね。
Amazonでは4.6の高評価です。
Oregonian Camper(オレゴニアンキャンパー) 防水グランドシートのレビュー
- 縫製がしっかりしていて質が良い。
- グランドシートは1Kgあるのでちょっと重い。
- キャンプでいつも使っています。ミリタリーな雰囲気があって気に入ってます。
FIELDOOR 折りたたみ テントシート グランドシート
FIELDOOR 折りたたみのグランドシートです。
パタパタと折りたたんでいくと角でクルッとカバーになっています。
シートをまとめて留めることができます。
クッション材が入っているグランドシートでおすすめです。
厚手なのでこれがあればインナーシートを別に用意しなくてもよいですね。
サイズは170cm×170cmでオレンジ、グリーン、ネイティブ柄から色を選べます。
FIELDOOR 折りたたみ レジャーシート テントシート グランドシートのレビュー
- クッション性があってかなり良い。
- しまう時に畳み方がよくわからなくなった。
- ちょっとぐらい下が凸凹しても大丈夫な感じが良い。
ユタカ #3000ODグリーンシート:安い代用品
ユタカ #3000ODグリーンシートはグランドシートの代用品です。
ブルーシートよりはまだ良いですが、耐水性はあまり期待しない方が良いです。
機能よりもコスト重視の方向けです。
ユタカ #3000ODグリーンシート:安い代用品のレビュー
- グランドシートやタープの代わりで使っています。
- ちょっとゴワゴワしている。色は気に入ってます。
- ハトメもしっかりしていてコスパが良い。
グランドシートの選び方
グランドシートを選ぶので一番大事なのがサイズです。
今使っているテントのサイズを把握して、ちょっと小さいのを買うのがポイントです。
グランドシートのメーカーによって異なるのが4隅の仕上げです。
4隅に穴が開いていたり、紐やゴムなどがあるほうが使いやすいです。
理由としては風が強い時にペグ打ちをしておけば、テントを立てる時に抑えておかなくて良くなるので楽になります。
タープをグランドシートにしてしまうひともいるようですが、全てのタープがグランドシートとして使えるわけではないので注意が必要です。
グランドシートと天幕は併用せずにそれぞれ用意するのをおすすめします。
タープを使って小石で穴が空いたりすると雨もしのげなくなります。
グランドシートの変わりにタープを使うのはやめときましょう。
グランドシートの使い方
グランドシートの使い方はテントの下に敷くようにします。
はみ出さないように敷くことがポイントです。
地面が泥のような状態の時でも防水性があるので安心してキャンプをすることができます。
斜めの場所にテントを張る場合にはグランドシートもペグ打ちをする場合があります。
穴を開けてペグを打つ時には穴の周りを布テープなどで補強しときましょう。
グランドシートのサイズ選び
グランドシートのサイズはテントと同じサイズか、一回り小さいものを選びます。
もしグランドシートがテントよりも大きいとはみ出してしまうので、雨が降ってきた時にテントの中に雨水が入ってきてしまうからです。
ちなみにグランドシートは自分で加工しない方が良いです。
ほつれの原因になります。
ちょっと大きい時には余分な部分を折りたたむようにしましょう。
まとめ
「テントでグランドシートは不要」みたいな話もネットでたまに見かけますが、私はあった方が良いと思います。
山はいつ雨が降るかもわからないし、晴れていたとしてもテントを設営する場所が乾いているかどうかわからないからです。
ちょっと似ているもので「テントマット」というものがありますが、これはテントを立てたあとに敷くものです。
ですので、冬のキャンプなど寒いときにテントの中に敷くためのものです。
いわゆる、インナーマット。これは春夏キャンプなら不要です。
一番おすすめなのは、テントとセットで買うことなのですが、グランドシートをお探しということはすでにテントを持っているけど、グランドシートが無いってことですよね。
あると全然テントの下の冷え方が違いますよ。安心感があります。
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