フェンダーのアンプはCHAMPION やMUSTANG GT、FRONTMANのような小型のギターアンプがあり初心者でも購入しやすい種類が多いですね。
FENDERは老舗ブランドで多くのプロミュージシャン使用しているので知名度も高いですね。アンプのメーカーとしてはMarshallやVOXと並んで人気があります。
「色々あるけどフェンダーのアンプはどの種類が良い?」
フェンダーは歴史も長いので種類も多いため、アンプの違いがわかりにくいかもしれません。
そこで、それぞれのフェンダーアンプの特徴をわかりやすく記載しました。
フェンダーアンプの価格も掲載したので予算に合わせて選ぶときにご参考ください。
(価格は変動するので目安の価格です。)
フェンダーはロックやジャズ、ブルースなど幅広い音楽のジャンルに対応できるアンプなのでおすすめです。
真空管アンプや、色々なアンプの音質を再現できるモデリングアンプもご紹介しています。
もくじ
フェンダーのアンプのおすすめ10選
Fender MINI DELUXE AMP
MINI DELUXE AMPはフェンダーの小さなギターアンプです。
3Wの出力で2インチスピーカーを2台搭載しています。
サウンドをコントロールできるつまみはトーン、ボリューム、ゲインの3種類でシンプルな操作感。
ヘッドフォンジャックがあるので夜でもギターの練習ができます。
スピーカーが小さいので低音はあまり出ませんが初心者が自宅で使うのに最適なフェンダーのアンプです。
スペック
- 9Vアダプタージャック
- ワット数:1W
●選ぶポイント
- フェンダーの小さなアンプ
- 295gと軽く持ち運びもできる
Fender MINI ’57 TWIN-AMP
フェンダーのギターアンプ「Fender MINI ’57 TWIN-AMP」です。
アンプの上部についているハンドルはレザーになっており、ヴィンテージなスタイルでおしゃれなモデル。
部屋にあるだけでロックな印象のアンプです。
MINI’57 TWIN-AMPはディストーションを内蔵しているのでエフェクターを接続しなくても音を歪ませることができます。
ちょっとギターを弾きたい時に近くに置いておきたくなるフェンダーのアンプです。
スペック
- 2インチのスピーカー×2
- シングルチャンネルアンプ
- ワット数:1W
●選ぶポイント
- ヴィンテージな雰囲気のツイードのミニアンプ
- ディストーションを内蔵
Fender FRONTMAN 10G
フェンダーのギターアンプで「Fender FRONTMAN 10G」です。
10Wのギターアンプで、クローズドバックの密閉型なので低音域から中音域までしっかり音が出るのが特徴です。
自宅で使える小型のギターアンプで6インチのスピーカーを搭載しています。
オーバードライブの歪みは真空管をエミュレートしておりパワフルです。
クラシックなフェンダーのデザインで、正面にはフェンダーのロゴがビシッとあります。
色は伝統的なブラックと後から出たブルーから選べます。
コントロールのつまみはゲイン、ボリューム、トレブル、ベースの4つに加えてオーバードライブのスイッチがあります。
基本的な性能がある初心者向けのフェンダーアンプです。
スペック
- 10W出力
- 6インチスピーカー
- 重さ:3.8kg
●選ぶポイント
- 音質を調整できるEQ付きコントロール
- オーバードライブのスイッチ搭載
- ヘッドフォンジャックあり
Fender CHAMPION 20 100V
フェンダーのギターアンプ「Fender CHAMPION 20 100V」です。
CHAMPIONシリーズは20W、40W、100Wがあります。
見た目は「FRONTMAN」に似ていますが「CHAMPION」はエフェクトつまみがあり上位機種のアンプです。
アンプでリバーブやコーラス、ディレイなど10種類以上のエフェクトが使えます。
スピーカーも一回り大きく8インチあります。
バンドの練習にも使えるサイズですね。
動画でサウンドをチェックをできるので見てみてください。
スペック
- 出力:20W
- コントロール:GAIN、VOLUME、VOICE、TREBLE、BASS、FX LEVEL、FX SELECT
- 入出力端子:INPUT,AUX IN、ヘッドフォン
- サイズ:35×32.5×19cm
- 重さ:5.4kg
●選ぶポイント
- エフェクトが使える
- 機能が豊富でコスパが良い
Fender MUSTANG GT 40
Fender MUSTANG GT 40は、Wi-FiとBluetooth接続できるデジタル・ギターアンプです。
無料の「FENDER TONE APP」でスマホでサウンドプリセットをシェアすることができます。
またスマホでBluetooth接続することで好きな音楽を出力も可能。
モデリング機能を搭載しモデリングアンプは21種類、47種類のエフェクトを使えるのが特徴です。
出力が40Wの6.5インチスピーカーを2基搭載しています。
コンパクトなサイズで色々な音作りを楽しめるデジタルアンプです。
スペック
- スピーカー:6.5インチ×2基
- 出力:40W
- サイズ:387.3x267x210 mm
- 重さ:6.25 kg
●選ぶポイント
- モデリング機能が使えるコンボアンプ
- Fender Tone appでプリセット管理が可能
Fender SUPER-CHAMP X2 100V JP
フェンダー ギターアンプでSUPER-CHAMP X2 100Vです。
バンドのリハーサルやレコーディングができるスペックがあります。
15Wの真空管アンプで6V6管が2本搭載しており、ロックなサウンドを表現できます。
10インチのスピーカーを搭載しています。
「Fender FUSE」ソフトでプリセット管理ができて背面にあるポートよりUSB接続をすることが可能です。
ギターアンプにはリバーブ、ディレイ、トレモロ、コーラスなど15種類のエフェクトを搭載しています。
スペック
- 出力:15W
- サイズ:45Wx38Hx23Dcm
- 重さ:10.9kg
●選ぶポイント
- 真空管を搭載したコンボアンプ
- 10インチのスピーカー
Fender 15W Blues Junior IV
Fender 15W Blues Junior IVは、フェンダーの小型のコンボアンプです。
15Wで自宅で使えるチューブアンプでギターの練習をするのに最適です。
コントロールは、ボリューム、リバーブ、マスター、ミドル、ベース、トレブル、ファットスイッチが付いています。
ファットスイッチはONにすることで若干ゲインが上がって音が太くなります。
12インチのスピーカーでチューブスクリーマーと合わせて使いたいアンプです。
スペック
- 出力:15W
- プリ管:3 x 12AX7
- パワー管:2 x EL84
- スピーカー:1 x 12″ Celestion A-Type speaker
- 重量:14Kg
●選ぶポイント
- 自宅で使えるチューブアンプ
- ファットスイッチ搭載
Fender 57 CUSTOM CHAMP 100V JPN
’57 CUSTOM CHAMPはフェンダーのアンプの中でも特殊なツイードアンプです。
ウェーバーのアルニコスピーカーを搭載しており、エリック・クラプトンがレコーディングで使用した57年製のCHAMPのアンプが元になっています。
5Wのアンプでコンパクトなサイズです。
イエローカップリングのキャパシタがフェンダーらしいヴィンテージサウンドを作り出します。
スペック
- 12AY7プリ管
- 6V6パワー管
- 5Y3GT rectifier tube
●選ぶポイント
- オールチューブギター用コンボアンプ
- 甘く歪むヴィンテージサウンド
Fender 65 TWIN REVERB
FenderクラシックなアンプといえばTWIN REVERBが有名です。
60年代の音楽シーンで活躍したアンプでロックやブルースなど色々なジャンルで使われており、世界中のギタリストから支持をされてきたアンプ。
12インチのJensenのスピーカーを2基搭載しておりパワフルなサウンドです。
真空管のヴィンテージサウンドで弾いて楽しいFenderアンプ。
ウェットなスプリングリバーブやトレモロを使うことができます。
Fender MINI TONE MASTER
Fender TONE MASTERの小型モデルです。
ヴィンテージスタイルで1ワットのシングルチャンネルアンプと2インチスピーカーを2台搭載しています。
コントロールはトーン、ボリューム、ゲインあり、自宅で練習するぐらいコンパクトなモデルです。
クリーントーンでカッティングをしてギターを弾いて楽しめます。
音が綺麗なのでブーストさせてクランチサウンドも良い感じです。
フェンダーのアンプの比較
人気のフェンダーのアンプの比較です。
自宅で練習できるサイズです。
←比較表はスクロールできます。→
比較 | MINI DELUXE | CHAMPION20 | MUSTANG GT40 |
---|---|---|---|
デザイン | Amazonで見る |
Amazonで見る |
Amazonで見る |
価格 | ¥ 5,500 | ¥ 14,300 | ¥ 23,813 |
ワット数 | 1W | 20W | 40W |
スピーカー | 2インチ×2台 | 8インチ×2台 | 6.5インチ×2台 |
サイズ | 高さ:15.9cm × 幅:14.6cm 奥行き:7.6cm |
高さ:約33cm × 幅:35cm 奥行き:19cm |
高さ:26.7cm × 幅:約39cm 奥行き:21cm |
重さ | 約0.5kg | 約5.4kg | 約6.3kg |
※価格は変動するのでAmazonの販売ページにてご確認ください。
フェンダーとは
フェンダー(Fender Musical Instruments Corporation)はレオ・フェンダーによって1946年に創業されたブランドです。
フェンダーはアメリカのメーカーで世界初のギターやベース、アンプなどの楽器を製造しています。
ロックからジャズなど音楽のジャンルを問わず、多くのミュージシャンに愛用されてきました。
1985年よりアメリカのカリフォルニア州の工場で楽器を製造して、1987年よりメキシコに工場を新設しています。
フェンダーアンプの歴史
一番古いモデルは1946年のツイードモデル。木製のケースにツイード生地を貼ったアンプです。
その後、左上にフェンダーのロゴマークが入ったBrownfaceシリーズのギターアンプが登場しました。
1963年に入るとブラックフェースアンプが開発され、お馴染みの黒いアンプで正面にロゴが入ったスタイルができました。
現在主流のソリッドステートアンプは1966年から発売開始。現在ファンが多い真空管アンプですが、この時は時代遅れという認識がありました。
同時期にリバーブなどを搭載しています。1986年以降は現在も販売されているチャンプなどのアンプを製造。
21世紀に入ってモデリングアンプに力を入れてマスタングGTシリーズなどを発売しています。
フェンダーのアンプのまとめ
フェンダーのアンプで自宅で弾けるコンパクトなタイプならMUSTANG GTやFRONTMANがおすすめです。
幅広い音楽のジャンルに対応できる素晴らしいアンプですね。
プロも使う一度は弾いてみたいFENDERアンプでギターを楽しみましょう!
フェンダーのアンプの関連情報
エレキギターといえばフェンダーのストラトですね。定番です。
フェンダーのストラップもロゴがカッコいいですね。立って弾く時に使いたいデザインです。
ギターアンプではイギリスのマーシャル アンプも人気があります。
参考文献
フェンダーの公式サイト