トレッキングポールの選び方って初心者のときにはよくわからないものですよね。
そもそもトレッキングポールって必要なの?
という考え方もあると思います。
トレッキングポールは体の負担を減らして安全に山を登るために必須アイテムです。
トレッキングポールの種類はいろいろあるので、初心者におすすめのトレッキングポールを厳選しました!
もくじ
トレッキングポールのおすすめ
トレキングポールはアウトドアスポーツのブランドとキャンピングのブランドから出ています。
海外のアウトドア・スポーツの場合には身長が高い人でないと使えないような長いポールもあるので注意が必要です。
日本のブランドであるシナノやモンベルは日本人には良いでしょう。
LEKI(レキ)は人気のトレッキングポール
LEKI(レキ)はドイツの人気トレッキングポールですね。
グリップが握りやすく操作性に優れる大型形状のスピードロックシステムがついています。
ショックを吸収するダイナミック・サスペンションシステムを下段シャフトに搭載したトレッキングポール。
なんと衝撃を40%も吸収します。
レキのトレッキングポールのように衝撃を吸収するタイプは、ずっと歩いていてポールを持つ手首に負担を軽減します。
地面の衝撃を吸収するタイプはちょっと高いですがおすすめです。
2本のトレッキングポールがセットで15000円ぐらいです。
モンベルのトレッキングポールは軽い
キャンプや登山ではおなじみのモンベルもトレッキングポールを作っています。
高機能のキャンプアイテムを作るととても強いのがモンベルです。
I型・T型の両グリップのグリップにアンチショック付きです。
1本で使うポールです。
T型グリップのトレッキングポールは軽く体重をのせて歩くことができます。
初心者にも使いやすい登山用トレッキングポール:シナノ
シナノ(SINANO) の登山用のトレッキングポールです。
シナノといえばスキー用のポールも作っているメーカー。
アウトドアよりもウィンタースポーツをするひとに日本ではなじみがあるブランドですね。山のトレッキングポールならシナノです。
コストパフォーマンスモデルで入門用に最適です。
6800円ぐらいが相場で販売されています。
おすすめの安いトレッキングポール
3000円で買えるDABADAのアマゾン限定品ポールです。
トレッキングポールとしては安く評判も高いので、初めてトレッキングポールを使うひとにはおすすめです。
まずは自分で使ってみて山を登るときにポールがあった方が便利かどうかというのも確認できますね。
手頃な値段で購入できます。Amazonの限定品で一番売れています。
3000円が相場で2本セットです。
サイズ:収納時56.5cm 使用時 最長120cm
重量:約220g(1本)
素材:アルミニウム合金7075
超々ジュラルミンは航空機用アルミニウム合金で強度の高い合金でできたトレッキングポールです。
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) トレイル
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) はレキと人気を二分するトレッキングポールのメーカーです。
デザインが良いのがBlack Diamondです。
海外の長いトレッキングポールなので180cm以上の背が高い人におすすめです。
グリップは段差があるので握りやすいですね。
カリマー karrimor カーボン トレッキングポール 2本1セット 超軽量
アウトドアメーカーとして老舗のブランド、イギリスのカリマーのトレッキングポールです。
グリップとトレッキングポールの色のバランスがカッコいいですね。
デザインの配色がイギリスらしいセンスです。
カーボンのトレッキングポールなので1本あたり約190gでとても軽いです。
疲れた時に腕の負担が少ないのでおすすめです。
2本セットで1万円以内です。
色は2色あるので、Amazonのリンク先で色を選ぶことができます。
初心者向けトレッキングポールの選び方
初心者さんのトレッキングポールの選び方のポイントは登山用を選びましょう。
トレッキングポールにはいくつか種類があってスキー用やウォーキング用もありますが、登山用の場合にはトレッキング用を選びます。
初めてのトレッキングポール選びは定番のものがおすすめです。
初心者の場合には知識も少ないのでみんなが使っているものを使うのが安心です。
つまり、自分に合う可能性が高い人気のトレッキングポールにするということですね。
トレッキングポールは初心者の方でも登山では必要です。
とくに、富士山のような高い山を登る時には安全を確保するために持っていきましょう。
登山をしていて危ないと思った時に滑落を防いだりする目的もあります。
Amazonや楽天で探すとスキー用やノルディック用のポールも出てくるので注意が必要です。
ノルディック用とトレッキング用はバスケット(ポールの先端)を付け替えるだけで共通して使えるものもあります。
トレッキングポールにはアンチショックが付いたものもあります。地面の衝撃を和らげるものです。絶対に必要かといえば無くても良いのですが、アンチショックがついていると手首の負担が軽減します。
下山の時にはトレッキングポールは不要であればリュックの横に引っ掛けます。
とくに初心者は下山の時にトレッキングポールで体のバランスを取りやすいので便利です。
トレッキングポールを選ぶ時には伸縮の固定に注意
山岳のプロが選ぶような本格的なトレッキングポールではなくても3千円ぐらいから良いものがあります。
安いトレッキングポールは伸縮のロックが弱く突然ちぢんでしまうような粗悪品もあるので、注文する前にレビューを読んでチェックしましょう。また安すぎるトレッキングポールは縮まないものもあります。伸縮できないと電車の中で不便ですね。
トレッキングポールの固定がしっかりできずに突然、ポールの長さが変わってしまうようなものは大変危険です。
トレッキングポールは大事なアイテムですね。
レビューの良い商品を選んで、長く使えるポールなら時間の経過とともに自分の手の一部のような感覚になってきます。
登山のアウトドアアイテム
登山のアウトドアアイテムとして、登山用具をそろえる時にはウェアやリュックと同じように色をそろえたりするとおしゃれです。
もしくは、ベージュなどナチュラルカラーがアウトドアファッションでは多いので、トレッキングポールは差し色で選ぶというやり方もありますね。
安全な登山をするためには靴も大事です。
KEENピレニーズのような登山靴を履いて山を登ることをおすすめします。
伸縮する「テレスコーピング式」のトレッキングポールを選ぶ
伸縮できるトレッキングポールを選びましょう。
テレスコーピング式と呼ばれる収納方式でポールを伸ばしたときにしっかり固定できるものが良いです。
トレッキングポールを選ぶ時には、伸縮をしてきちんと伸びた時にロックができるものが良いです。
だめなポールはAmazonや楽天のレビューに記載されています。
人によって身長が違うので適したポールの長さが異なります。
握った時にヒジの角度が90度ぐらいになればOKです。
登山する時には肘の角度をずっとキープするわけではないのでおおよそで良いです。
ちょっと短いなとか長いなと思ったらその場でトレッキングポールの長さを調整しましょう。
グリップの形によって持ちやすさが違う
トレッキングポールのグリップは、I字タイプ と T字タイプ があります。
- I字タイプのグリップは低い山向け
- T字タイプのグリップは高い山向け
登山の道のりが長い時にはアンチショック機能付きがおすすめです。
予算が少し必要になりますが地面の衝撃を吸収するアンチショック機能の付いたトレッキングポールを選んだ方が良いでしょう。
使い方
ポールを持ってヒジが90度にする時には歩いた形でほんの少し足を広げます。
まっすぐ立っている時にポールの長さを調整すると、歩いた時には少し高くなってしまうからです。
それを基本として、登る時にはすこし短く、下山の時にはすこし長く調節すると楽です。
登りは腕でバランスを取りながら登ることができます。
下山の時には膝への負担を軽減できます。
アルミは軽い素材ですが基本的には柔らかい金属なので曲がることがあります。
メンテナンス
トレッキングポールを長持ちさせるにはメンテナンスは大事です。
特に夏や雨の時期に登山をするとポールが錆びることがあります。
手入れといっても簡単です。
山から降りたら自宅は汚れを拭き取るようにしましょう。
まとめ
トレッキングポールを選ぶ時にはスキー用などと間違えないことが第一です。
あまりにも安い1000円ぐらいのものでは突然短く縮んでしまったりすることもあります。
2万円以上のポールもずっと使えるので良いですね。
登山の初心者なら基本的な構造の1万円前後の長さを調節できるトレッキングポールがおすすめです。
レキのような定番のトレッキングポールなら登山でずっと使えるので一生モノになりますね。
足に負担をかけないように登山杖は年配の方だけでなく若いひとでも使うようようにしましょう。
折りたたみ式のトレッキングポールがおすすめの記事も登山用のトレッキングポールの関連ページとしてどうぞ。
夜の登山ではヘッドランプがおすすめです。
真っ暗な山道を歩いて頂上で日の出を見るというようなプランには必須の道具です。